SPMファイル実物
このページは、プロジェクトで実際に使用した S(設計図)と P(プロット)の全ファイル一覧です。④AI長編小説の創作モデルで説明したフレームワークの「実物」にあたります。
S: Settings(設計図)
ライセンス: このセクションのすべてのファイルは MIT License で公開されています。自由に改変・再利用できます(帰属表示を維持してください)。
物語全体の「Single Source of Truth」。AIに世界観を理解させるための不変定義です。ここに書かれた設計が変わらない限り、何万字の原稿を生成しても一貫性が保たれます。ソフトウェア開発でいえば MVC の Model(Schema/DB) に相当します。
| ファイル | 内容 |
|---|---|
| storyline.md | 作品コンセプト・核心メッセージ・全体構成・各部テーマ |
| os_theory.md | OS理論の体系(自分本位↔他者本位、思考型↔行動型の4象限) |
| characters.md | 登場人物のOS・形成背景・変容プロセス・口調設計 |
| style_guide.md | 文体ルール・NG表現・シーンタイプ別構成パターン |
| app_design.md | PDCA・GROWモデルの埋め込み設計・[L]シーン8ステップ構造 |
読み順:
storyline.md → os_theory.md → characters.md → style_guide.md → app_design.md
P: Plots(中間生成物)
ネタバレが含まれます。小説本体を先に読むことをおすすめします。
Sという抽象的な設計図を、Mという具体的な描写に変換するための中間言語です。シーン単位で「何が起きるか」を定義することで、いきなり原稿を書かせるよりも論理的な破綻が激減します。ソフトウェア開発でいえば Controller(Logic) に相当します。
各シーンのサマリーには「ビート(転換点)」と「PDCA層(学習フレームワーク上の位置)」を必ず記載しています。この地図情報がないと、AIは毎シーン独立した起承転結を書いてしまいます。
| ファイル | 内容 |
|---|---|
| 全体構成概観 | 全体の時系列・伏線マップ・部ごとのテーマ |
| 第1部サマリー | 第1部・全シーンのビート・PDCA層・伏線情報 |
| 第2部サマリー | 第2部・全シーンのビート・PDCA層・伏線情報 |
| 第3部サマリー | 第3部・全シーンのビート・PDCA層・伏線情報 |
M: Manuscripts(原稿)
M層(小説本文)は小説本体として公開しています。MIT License の対象外です。
プロジェクトプリンシプルとは
SPMモデルに加えて、このプロジェクトには プロジェクトプリンシプル と呼ぶファイルが存在します。バージョンを通じて蓄積された「同じ失敗を繰り返さないための設計原則」をまとめたものです。
主な内容:
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| ファイル体系 | vXX/00_project_principles.md が恒久設計(バージョン不問の原則)、00_vXX_plan.md がバージョン固有の計画 |
| 分割生成の原則 | 1シーン=1生成、1ファイル=2,000〜3,000字。一気生成はしない |
| 生成パイプライン | S(settings)→ P(scenario → chapters → scenes)→ M(manuscripts)の順に解像度を上げる |
| アンチパターン | 設定を変えずに原稿だけ直す、シーン番号がない状態で生成する、など蓄積された禁止事項 |
| 品質基準 | セリフの「誰が言っても同じ」問題、ナレーション過多、コーチングシーン8ステップの完結性 |
このプリンシプルはv18時点のもので、小説リポジトリ の v18/00_project_principles.md で参照できます(MIT License)。
- ①なぜ作ったか — プロジェクトの動機と経緯
- ②制作の舞台裏 — MTGの記録と試行錯誤のプロセス
- ③AIを使った長編小説の現在地 — 「日本初」の根拠について
- ④AI長編小説の創作モデル — SPMモデルの設計と技術的な仕組み
- ⑤フォークして参加する — GitHubでの参加方法